レトロゲームの思い出ードカポン321

僕は小さい頃からゲームが好きで、学校が終わった後や休日には学校の同級生や兄弟とよくゲームをしていました。

その中でも特にハマったのがSFCのドカポン 321というゲームです。

出版社/メーカー: アスミック・エースエンタテインメント
発売日: 1994/12/02
メディア: Video Game
購入: 1人クリック: 82回
この商品を含むブログ (8件) を見る

ドカポン 321（以下ドカポン）は桃鉄をファンタジーRPGにしたようなゲームで、桃鉄と同様に定められた期間内に一番多くの資産を持っている人が勝利するゲームです。資産を貯める方法は、モンスターを倒しお金を手に入れる、村を支配しているモンスターを倒し村を手に入れる（桃鉄でいう物件）が主な手段となっています。

プレイ人数は最大4人まで、4人プレイヤーが集まらなくても、不足分はCPUで代用出来ます。

ドカポンは友情破壊ゲームと呼ばれています。ゲームに勝つ為の他プレイヤーへの妨害がかなりエグい為です。

戦闘システム

戦闘時に先攻・後攻を決め、先攻側は攻撃コマンドを、後攻側は防御コマンドを入力する。双方コマンドを入力した後は戦闘を開始、決着が付かなかった場合は、戦闘を継続し後攻側が攻撃、先攻側が防御コマンドを入力し、再度戦闘を開始。決着がつかなかった場合は、次ターンに戦闘を持ち越し。

戦闘コマンド

攻撃側

攻撃:装備している武器で攻撃する

ためる:力を為攻撃力を上げる。

必殺:通常攻撃よりも強力な攻撃を行う、防御側がカウンターをすると、自身が大ダメージを受ける

魔法:装備している魔法で攻撃する

防御側

防御:直接攻撃による受けるダメージを減らす

降参:戦闘から逃げる。ただし失敗することもある。成功いた場合、お金やアイテム等を奪われる。

カウンター:相手の必殺に対してカウンター攻撃をし、大ダメージを与える。

魔法防御:相手の攻撃魔法を無効化する。

それぞれ、攻撃と防御、必殺とカウンター、魔法と魔法防御が対になっており、イメージとしてはジャンケンに近い戦闘システムです。

ゲーム開始時に5つの職業から一つ選びます（途中での変更不可）。職業にはそれぞれ特徴があり、レベルアップ時にそれぞれの職業の得意とするパラメータが必ずあがります。

パラメータ

攻撃力:直接攻撃のダメージに影響。

防御力:直接攻撃された時の被ダメージに影響。

素早さ:攻撃、フィールド魔法の命中率・回避率に影響。

魔力:魔法の攻撃、防御力に影響。

体力:1ポイント上がるとHPが10増える。

職業

ウォーリア

攻撃力重視の職業。レベルアップ時に攻撃力が2ポイント必ず上がる。

攻撃時にクリティカルヒットが発生し、大ダメージを与えることがある。その反面、魔法が苦手で、戦闘時やフィールドで魔法を唱えた時にたまに失敗する。

ゲーム序盤に強い職業（序盤は強力な魔法が手に入りずらい為）。ゲーム後半は攻撃力以外のパラメータがかなり重要になってくる為辛いかも・・・

ナイト

防御力重視の職業。レベルアップ時に防御力2ポイント必ず上がる。防御時にクリティカルガードが発生し、受けるダメージを大幅に減らす。デメリットは、戦闘時に鎧が重くて動けなくなり、攻撃ご回避出来なくなる。

ドカポンにおいて防御力のパラメータは重要度が低い（防御力を上げるくらいなら体力を上げた方が良い）のであまり強くない職業。必殺が衝撃波を出すエフェクトで他の職業よりちょっぴりカッコいい。

シーフ

素早さ重視の職業。レベルアップ時に素早さが2ポイント必ず上がる。戦闘時に、先攻・後攻のカードを見切り必ず先攻を取れることがある。攻撃を見切り必ず回避できることがある。デメリットは攻撃を、受けた時に通常よりも大ダメージを受けることがある。

最強職業候補の一つ。ゲーム序盤は素早さの恩恵が少なく辛いが、レベルが上がる後半になり素早さが上がってくると、戦闘時は直接攻撃を高確率で回避し、フィールドでも魔法を回避する最強の職業となる。

個人的にドカポンにおいて最強の職業だと思います。このゲームは素早さが高ければ無類の強さを発揮する為、育て方によっては手のつけられないキャラに出来ます。おすすめの育て方は攻撃、素早さ、魔力重視での育成です。

マジシャン

魔力重視の職業。レベルアップ時に魔力が2ポイント必ず上がる。戦闘時、攻撃魔法を使用した時に大ダメージを与えることがある。直接攻撃、必殺時に力が抜けて与えるダメージが減少することがある。

最強職業候補の一つ。フィールド魔法を使用して他プレイヤーへの妨害することで最大限の強さを発揮できる職業。敵に回すと非常に厄介な職業です。フィールド魔法を使用して他プレイヤーを倒し続けることで、相手は何も出来なくなります。妨害も程々にしないとゲーム外でのリアルファイトに発展するので注意。

ファイター

バランス型の職業。レベルアップ時にランダムで何かのパラメータが2ポイント上昇する。これといった特徴がない職業です。メリットは育成の自由度が他の職業よりも高く、相手に合わせて育成方針を変えれること。

僕はいつもファイターを選択していました。理由は単純に見た目が気に入っていたからです。

人によって、お金を貯め1位を目指す人、レベル上げ重視で強さを求める人、レアアイテムを追い求める等、プレイスタイルは様々で幅広い楽しみ方が出来るゲームです。

僕はよく友達のＡ君と、僕の弟、CPUでプレイしていました（最初は友達のT君もいたのですが、ゲーム内でボコボコにしてしまっていらいやらなくなってしまった・・・）。

プレイスタイル

僕:とりあえず1位を目指し資産を増やしていくプレイ。職業はファイターで、体力重視。他プレイヤーとの戦闘では、必殺か魔法の2択で攻める博打プレイ。

Ａ君:お前の物はオレの物、力こそパワーなプレイスタイルで、パワーで他者を蹂躙し欲しい物は全て奪うこのゲームの狂気を体現した存在その1。順位よりはレベル上げを重視。

職業はナイトで攻撃、防御重視。とりあえずモンスターもプレイヤーも殴り殺す脳筋プレイ。

弟:順位はどうでも良く基本ネタプレイに走る。他者への嫌がらせに最大限の喜びを見出しその為には手段を選ばないこのゲームの狂気を体現した存在その2。順位をガン無視し、レアアイテムや他者への嫌がらせアイテムや魔法を集めるプレイ。

職業はシーフ、パラメータは攻撃、素早さ、魔力に全フリ、例えるなら、その強さは無茶苦茶強いはぐれメタル。

防御を捨てている為、序盤は雑魚モンスターにも負けるが、レベルが上がり素早さが高くなってくると攻撃も魔法も効かない無敵の存在となり、特化させた異常な攻撃力で他者を蹂躙する。たまに運悪く交通事故のように攻撃が当たり死ぬ。

大体上のような感じで飽きもせず何回もプレイしていました。プレイ回数を重ねるごとに見たことのないレアアイテムを手に入れたり、様々な嫌がらせを思いついたり飽きることはありませんでした。おすすめは、CPUを1人入れて怒りの矛先をCPUにぶつけることですね。全員がプレイヤーで誰が1人に攻撃が集中するとヤル気を無くしてやめてしまう恐れがあるので・・・。

後はキャラクターデザインが南国少年パプワ君の柴田亜美先生で、好きな漫画だったこともありゲームにハマった要因の1つだったと思います。

以下ちょっとした攻略

狙った宝箱の中身を手に入れる方法

宝箱マスに止まると様々なアイテムが表示されカーソルが高速で動き、ボタンを押してカーソルを止めアイテムを手に入れる。実はカーソルの動きは一定で、欲しいアイテムにカーソルが合うタイミングは決まっている（1、2、1、2とタイミングを計るとわかりやすい）。狙ったアイテムにカーソルが合うタイミングを計り目押しすることで好きなアイテムを手に入れることが出来る（慣れても100%は無理ですが・・・）

ダンジョンにあるレアアイテム

溶岩洞窟