雨のち晴れ

北海道在住。緑色のハムスターだハム

戦いの狼煙

お盆休みで長期の休みに入ると、時間があるせいかいろいろ考えごとをします。内容は今までの自分の人生について、これからなにをしたいか、どのような人生を生きたいか等。

その中で思ったことは、今いる会社の労働環境を変えたいということ。

私は、今まで仕事を転々としたりやなことがあるとすぐ逃げ出して楽な方ばかりに進んできた。正直、人生は辛いことばかりで早く楽になりたいとばかり考えていた。実際は自分の人生の幕を降ろす度胸などないのだけれど。

やっぱり自分の人生の主役は自分なんだよな。何か外部の要因が上手いこと働いて、人生が好転するなんてまずない。主体性を持って虎視眈々と準備をしてきた者だけが人生の勝者となれるのだろう(人生に勝ち負けという表現は適切ではないと思うが、人生の勝ちが幸せだとすると、それは他人ではなく本人が判断するものだと思う)

話は逸れたけれども、会社の労働環境を変えたいと思った理由について。

一つ目は自分の人生を会社に左右されたくないということ、現状左右される環境であるならば、主体性を持って長期的に取り組み自分の理想とする労働環境に変えていきたい。

二つ目は、今の会社の労働環境が一部の社員にとって非常に厳しい環境となっていること。年間休日が40〜60日というのは、もはや人権侵害だと思う。

まだ平社員である私が労働環境を変えるためには考えたところ、まず忙しい部署の仕事を分散すること、仕事の棚卸しをしてやらなくて良いことはやらない、かつ仕事の効率化を進めること。休みが少なく労働環境が厳しいので、まず負担を減らして社員の離職を防ぐ。社員の経験を増やし能力の増強を図る。

会社の上層部に繁忙部署の社員の本音を聞き理解してもらい、人員の増強をしてもらう。現在の会社のトップはワンマンでかなり恐ろし人物で社内で意見を言える人は誰もいない。皆萎縮し社内の雰囲気もかなり悪い。そのせいで社内では現状を変えようとか、意見を言うとかそういった気配がまるでない。

自分は内気で上司どころか同僚にも中々意見は言えないのだけれど、やはり変化には痛みを伴うのは不可欠だと思う。課内の萎縮した雰囲気、自分からは行動を起こさないような、状況を打破するためにまず自分から改善提案等意見を言い周りの人の意識を改革していきたい。それが波及していけば徐々には社内の雰囲気も変わっていくのではないだろうか。

これはネット上で見た話の受け売りだけれども、私は今の会社を『社員が安心して働き、結婚をして、子供を育てていけるような会社』にしたい。

高度経済成長時代には当たり前だったことも、今現在では贅沢のように聞こえる、そんなことがあってはならないと強く思う。

長々と書いたけれども、要は人生を食い物にし存在する会社、それを容認する社会等あってはならない、そんなブラック企業、社会は消えなければならない。

そのため重要なのはこれから就職する学生、今社会で働いている若手労働者の意識が大切だと思う。おかしい物にはおかしいと声を上げて欲しい。自分の人生は誰かにいいように使われるものではなく、あなた自身が考える幸福の為に信念を持って生きていって欲しいと思う。

もう我慢するのはやめだ。